淡路島と四国の鳴門市を結ぶ高速道路がある。高速道路だから自転車はもちろん通行できない。
そこで人は高速バスに乗り、自転車はトラックで運ぶという方法が実施されている。
これだけ見ると良さそうな話なのだが、利用者数が低迷していて、この
3月末で一旦休止になるとのこと。
なんでだろうと思って調べてみたんだけど、こりゃダメだ。
本州〜淡路島を結ぶ明石海峡大橋も高速道路なので、ここも自転車は通れない。しかし、こちらには
ジェノバラインという船があるのだ。しかも一日に何便も発着している。この「ちょくちょく発着している」というのは大きい。使う気になるよね。
ところが、大鳴門橋(淡路島〜四国の鳴門市)の自転車輸送は、驚いたことに一日に
たった3便しかない。
淡路島から四国に渡るのが(1)7時28分(2)11時53分(3)16時23分の3つで、逆方向の四国から淡路島に渡るのが(1)9時44分(2)14時19分(3)19時4分の3つなわけです。
「人が乗車する高速バス」のダイヤに合わせた形らしいのだが、むちゃくちゃ使いづらい時刻じゃないですか?
どこに住んでいる人がサイクリングに出かけるのかによっても異なるとは思うけど、このバスの時刻(=自転車運搬の時刻)だと、どこをどう走るか?どこでランチなり休憩するのか?あるいはどこに宿泊するのか?に対して、かなり大きな制約になると思うんだよね。
こうした制約があると、どこを走るか(走行ルート)なんて必然的に決まっちゃうし、淡路島と四国とを行き来して何度も何度も走ろうと思う人は少ない気がする(バス料金+運搬賃が毎回必要だから)。
あとね、さっきのホームページに書いてあったんだけど
(1)土日祝のみ運行
これはまあ仕方がないのかなとも思う。
(2)利用する週の木曜まで、または祝日利用の2日前までに予約が必要
なんじゃそりゃ。当日ふらっと走り出した人は使えないんだ。季節によって風向きとかも違うだろうし、土日のどっちが「曇りなのか晴れなのか」とかを、金曜夕方の天気予報を見てから考えようというのもダメなのね。
(2)4tトラック(緩衝材あり)にて輸送
いや、だからね、そんな「文字だけ」じゃなくって、実際に積み込んだ状態の写真くらい掲載して欲しいわけですよ。倒れてしまうことは無いんだろうけれど、こういう方法ですよと紹介してくれたって良いじゃないのさ。
(3)保険等制限があります。詳細は申込時にお問い合わせ下さい
いやいや、いやいや。
ホームページで文字数制限なんて考えなくて良いでしょ?
【電話】での申し込み時に説明できちゃうくらいの内容ならば、とてつもなく膨大な文字数にはならないでしょ?なぜホームページに記載しないのか不思議です。
いろいろ厳しいね。
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