2018年04月11日

ブレーキ調整とは

ロードバイクのブレーキ調整について書いてみます。
リムブレーキの話です。ディスクブレーキは使っていないので、分かりません。

ハンドルのところにあるSTIレバー(変速操作とブレーキ操作が一つで可能なレバーね)と、実際の前後のブレーキとは、ワイヤーでつながっています。

STIレバー側ではワイヤーは【固定】になるので、調整箇所は存在しません。
ブレーキ側では、こんな風にしてワイヤーを留めています。ワイヤーをちょうど良い長さにしてネジ留めするわけです。



ちょうど良い長さ?
なにそれ?

タイヤをつけているホイールって、ありますでしょ?
実はホイールの銘柄ごとに横幅/厚みが異なります。ブレーキはホイールの両側から、ブレーキシューを押し当てる仕組みになっているので、厚みが異なるホイールごとに、最適なブレーキの幅というものも、自然に決まってきます。

基本的な作業手順は、こうです。
ブレーキシューとリムのすき間が、ちょうど良くなるようにしておいて、ワイヤーをネジ留めする。このすき間が1ミリが良いのか、1.3ミリが良いのか、0.8ミリが良いのか。
これに正解はなくって、実際にSTIレバーを使ってブレーキを掛けてみるしかありません。
ここの、すき間ね。


スカスカだと感じたなら、すき間を狭くしますし、もうちょっとブレーキを引きたいと思うなら、すき間を広げた状態でネジ留めするのです。2〜3回やっていれば、これが好みという位置が見つかるかと思います。

なおネジ留めしていない状態だとブレーキは「目いっぱい広がった状態」になっているはずですので、手でブレーキを押さえて、狭めた状態にしておいて、素早くネジ留めするのです。


ここまでの作業ですが、新しい自転車を買った場合には、もちろん自転車屋さんで調整済みでしょうし、購入時とか、一か月後とかに、ブレーキが固い/緩いとか伝えれば、その場でちゃちゃっと調整してくれているはずです。

ですので、このまま自転車に乗り続けるのであれば、ここまでの作業は、もうやらなくてOKです。
しかし、そうも行かない場合があります。

(1)ブレーキワイヤが寿命とかで、新品に交換する場合には、ネジ留めしていたものを取り外してしまうことになるので、上記の作業を、やり直す必要があります。ただ、自転車屋さんでワイヤー交換してもらうんだったら、もちろん自転車屋さんが、やってくれます。
(2)新しいホイールを買ったとき。自転車屋さんで購入したのであれば、ホイール交換に伴うブレーキ調整だって、もちろんやってくれるはずです。
 しかしながら、通販などでホイールを購入し、自分で交換するときには、ブレーキ調整も自分でやるしかありません。

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さてさて、自転車に乗れば乗るほど、ブレーキだって使用することになります。そうすると、ブレーキシューというパーツが、どんどん摩耗していきます。材質はゴムとかコルクとかで、削れやすいものなんです。
ブレーキシューが摩耗すると、次第にホイールとブレーキのすき間が、広くなってしまいます。

しかーし、ブレーキシューが減ったからと言って、定期的に「ネジ留め」をやり直すのは、とても面倒です。そのために、微調整ネジがあるんです。


ブレーキシューが減って、すき間が広がってしまったならば、この微調整ネジを回して、新品のブレーキシューだった時と同じすき間にするんです。調整量の確認は、やっぱりブレーキレバーを操作して、実際にひいてみるのが確実です。
ブレーキシューが減り過ぎて、もう寿命だぁっていうときは、新品のブレーキシューに交換しますよね。このときには、この微調整ネジは元の位置に戻しておかないとダメですよ。

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ここからは、おまけの話。
新しいホイールを購入した場合なんですが、新しいもの「だけ」を使うのであれば、以下の作業は考える必要がありません。

しかーし、今までのホイールと新しいホイールを、状況に応じて使い分ける場合に、注意が必要です。
(古)のリム幅が10ミリとしましょう。(新)のリム幅が13ミリとします。数値は、説明が分かりやすくなるように、いま思いついた数値で書いているだけなので、そういうものだと思って読んでください。
(現実には17ミリとか19ミリとかだったような記憶が)

さてリムの幅(厚み)が10ミリで、ブレーキシューとのすき間は2ミリとします。すき間というのは両側に存在しますから、左右のブレーキシューは、14ミリ離れているということになります。

この時、ネジ留めする前に、微調整ネジをちょっとだけ締めこんでおくとういうのを、最初のほうで書きました。新品のブレーキシューなのに、あたかも既に摩耗しているかのように微調整ネジを締めておくと、次のようなメリットがあるのです。

(新)ホイールを使おうと思ったときに、リム幅が13ミリですが、左右ブレーキシューの間隔は14ミリなので、左右それぞれのすき間は、たった0.5ミリしかありません。これではブレーキレバーを、ほんのちょっと引いただけで、ブレーキが効いてしまいます。自分の好みは、すき間が2ミリなわけです。

だからと言って、ホイール交換のたびにネジ留めをやり直すのは、非常に手間がかかりますよね。
ここで少し締めこんである微調整ネジを緩めるのです。するとブレーキシューの間隔が広がって、うまいこと2ミリのすき間になりました。めでたし、めでたし。

注意点は、もちろんあります。ブレーキシューが摩耗したときに微調整ネジを、どんどん締めこんでいくわけですが、もちろん限度というものはあります。リム幅が狭い(古)の場合には、本当は新品なのに、すでに少しだけとはいえ、微調整ネジを締めこんでしまった状態です。
ブレーキシューの寿命ギリギリまで使えないかも知れません。

まぁそのくらいはいいやと、私は考えているので、問題にはならないんですけど。

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ところで、いままでずっとブレーキシューと書いてきましたが、
アルミリム用のブレーキシュー
カーボンリム用のブレーキシュー
この2種類は、きちんと使い分けないと、大変なことになってしまいます。

アルミ用として、ずっと以前のシマノ製R55C3は、雨の日にホント止まらなかった。それで、スイスストップ製のブレーキシューを買ったりしていました。でも現在のR55C4になってからは、雨でも(リムが濡れていても)ちゃんと止まるんですよね。

カーボン用ですが、一般的にはホイールを購入すると、専用のブレーキシューも付属しています。ですが、これだっていつかは摩耗します。何に交換するか、悩ましいところではあります。
基本的には最初に付属していたのと同じ、純正が無難なところではありますが、スイスストップにするも良し、はたまたカンパニョーロ製を使うも良し。選択肢が多いだけに迷います。
※カンパニョーロ社で発売している、シマノブレーキ用のシューという意味です。カンパニョーロのブレーキ形状と、シマノのブレーキ形状は異なっているので、それぞれのシューに互換性はありません。


 
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posted by すた at 20:33 | Comment(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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