2012年01月21日

サプリメント講習会

グリコパワープロダクションのかたを講師に迎えたサプリメント講習会に参加してきました。知らないことばかりでしたが、ものすごく参考になりました。

何か具体的な例がないと説明が難しいのは当然のことですから、今回はある特定の日にレースに出るという設定になっていました。

レース3日前から
 炭水化物を多くとる。カーボローディングですね。ご飯、パン、麺類、パスタ類。

レース前日
 夕食の際にビタミンミネラルサプリを摂取。

レース当日
 朝食は炭水化物をしっかりと。

レース直前
 スタート1時間くらい前からCCDで、水分とエネルギーを溜める。
 スタート30分前には、エキストラバーナーで集中。
 BCCAで気力も高める。

レース中
 CCDでエネルギー。
 BCAAで気力を。

レース後
 クエン酸&グルタミンで回復を。

寝る前
 エキストラアミノアシッドで、ぐっすり眠る。

−−−−−
いかがですか? これだけじゃ、何が何だか分からないですよね。自転車屋さんに行っても、ずらりと様々な商品が並んでいるわけですが、どれを買ったら良いんだろうとか思いませんか。


まず最初に。そもそもサプリメントは食品である!ここが一番重要な点です。薬品との違いは何かといえば、効能表示をしてはいけない点にあります。だって食べ物ですから。
その代わりに、薬品には必ずある副作用が、食品にはありません。ここも大切ですよね。

だから取り過ぎという心配はしなくても良いということでした。


さてと。自転車に乗って運動するわけですが、運動するには元になるエネルギーが必要。だからレース3日前から炭水化物を【溜めこんで】いく。ここまではまぁ分かりやすいですね。
あぁ!別にレースじゃなくたって、休日にちょっと遠くまで行く(100〜150Km)なんて話に置き換えたって良いわけです。


エネルギー不足になってしまえば動けなくなります。朝食は止まった状態で食べることが可能ですから普通にご飯とかでOKですが、問題は自転車で走っているとき。この際にCCDを飲むわけですね。大きな特徴として胃に溜まらないという点があるそうです。胃で水分だけ吸収され、炭水化物が胃を通過する速度は抜群だそうで、腸でどんどん吸収される。こうなる理由は簡単でハイポトニックになっているからです。


ところでCCDで炭水化物だけ補っておけば走り続けられるでしょうか。運動するというのは筋肉を壊していくこととなります。これを何とかしないとエネルギーだけあってもどうにもなりません。そこで活躍するのがBCAA。こいつは肝臓を素通りするアミノ酸という画期的な特徴があるそうです。でもってBCAAを多く摂取しておけば筋肉の破壊を軽減すると同時に、もう1つ、やる気が出るというか、まだまだ疲れていないぞと脳が判断してくれるようになるそうです。

これってかなり重要ですよね。前方に見える登り坂。やる気が無くなったら、おしまいじゃないですか。でも、まだ疲れていないぞと感じていれば、登ってみようと思いますよね。


さて、筋肉を使えば使うほど乳酸が溜まっていくわけですが、レース後半にクエン酸&BCAAを採取することにより、乳酸を何とかしてくれつつ、頑張る気力も上昇させてくれる。エネルギーが足りなければ仕方がありませんが、足りそうならばCCDは不要になってくる、と。なるほどね〜。


最後にレース後ですが、運動をした後というのは、体の抵抗力・免疫力が一番衰えている状態だそうです。だから『あの人は、とてもたくさん運動しているのに、よく風邪をひくよね』なんて場合は、運動後のケアが間違っているケースがほとんどだとか。クエン酸で乳酸の問題を解消しつつ、グルタミンでしっかり回復を図っていく。ふむふむ。


最後の寝る前に飲むサプリですが、ぐっすり(深く)眠る。眠りが浅いと成長ホルモンが、ほんのちょっとしか出ない。長時間眠ってもダメ。逆に深く眠れば眠るほど成長ホルモンが多く出て、しっかり回復する。お目覚めスッキリ〜。しかしですね、成長ホルモンは年齢とともに段々と少なくなって、30歳を過ぎるとほとんど作られなくなっちゃう。そこでエキストラ・アミノ・アシッドで補ってあげる。ぐっすり深い眠りにつきましょう。ほ〜〜。

−−−−−

まとめると、運動前は、ご飯をたくさん食べる。
運動中はご飯を食べられないので、代わりのCCD(体力)とBCAA(気力)を取る。
最後のほうではクエン酸(乳酸解消)とBCAA(気力)を取る。
終わったらグルタミンで体を回復させる。

なるほどねー。これならお店で「どれを買えばいいんだろ?」って悩まなくて済みそうです。

−−−−−

質疑応答の中で、興味深かったものを紹介します。

◎ダイエットのためにせっかく運動しているのに、CCDでカロリー摂取したくないんだけど。
 確かにもっともな感想ですよね。その答えですが、運動中に摂取したものは、決して脂肪に変化しないというものでした。なるほど、これなら太らないですね。
 その代わりの注意点として、朝食の摂取カロリーを一番多くして、昼は中間、夜は少なく。たいていの人は夜の摂取カロリーが一番多いけれど、これを逆にする。なお、就寝の3時間前からは何も食べない。一日のトータル摂取カロリーは変えていないのに、これだけのことで必ず痩せる。

◎前夜に飲み過ぎて、朝起きたらヘロヘロなんですけど。
 二日酔いのときは目覚めの一発エキストラアミノアシッドを。それでもまだダメだなぁというときはクエン酸&グルタミンです。胃腸薬のパンシロンGのGは、グルタミンのG。かつて某居酒屋チェーン店で「クエン酸&グルタミン・サワー」なんてのもあったくらいで、酔いにはうってつけ。そして走り出したらBCAAを取ることにより、気力を上げていく。うん♪ いいこと聞いた。

◎体脂肪率が低すぎて困っているんだけど。
 間食するしかない!
 自宅で朝食、会社に着いたら軽食。普通に仕事して昼食。仕事が終わって会社を出る前というのは食べにくいことが多いだろうから、帰宅後に夕食。そしてダイエット目的の人と逆に、寝る前にも何かちょっと食べる。
 つまり一日3食を「しっかり」食べているだけでは足りないのだから、一日4食、一日5食にするしかない。具体例としては高校野球。彼らはものすごくガッツリ食事しているが、運動量が上回っているためになかなか太らない。体重が落ちてしまう(体脂肪率が下がる)と非常に危険。
 サプリメントを活用するのであれば、ミールリプレイスメントプロテインを食事の合間合間にちょくちょく取るとよい。

◎水分補給の本質
 運動する前と後で体重を測る。この時の減り具合が体重の2%を超えてはならない。
 体重60Kgの人なら、運動後に1.2Kg以上軽くなっていたら、それはもう確実に水分不足。
 仮に体重の3%の水分を失うと運動能力がかなり低下し、4%を失うとそれはもう脱水症状である。

 運動する際に必要なものは、水分、エネルギー(糖質)、BCAA(筋持久系アミノ酸&気力)である。運動中はこの3つを切らさないように(不足にならないように)する必要がある。

◎年齢とともに起こる関節の痛み
 ジョイントプラスがお勧め。コラーゲン、グルコサミン、コンドロイチンを摂取すれば、軟骨は自然に再生していく。ただし量をたくさん必要とする。毎日錠剤10粒なんてストレスである。溶かして飲むのが一番簡単。しかし他のものがカプセルや錠剤なのには理由がある。溶かして飲んだらマズイから。ジョイントプラスは、美味しいグルコサミンを使っていて飲みやすい。
 さらに乳タンパク濃縮物(免疫ミルク)が入っている。人が感染しやすい26種類の菌・ウイルスを無毒化したものを牛に注射して抗体を作らせる。その牛のミルクにより、口から入ってきた菌・ウイルスを排出してくれるので、関節の炎症も起こりにくい。

◎まぁまぁ走れるからBCAAは不要?
 ダイエットだとか、筋肉強化など、目的は人それぞれですが、BCAAにより「疲れていない」と感じることにより、高い運動強度を維持することが出来ます。
 走り始めと1時間後、2時間後を比べたら、普通は疲れが出てきますよね。BCAAで最初と同じような運動をすることが出来れば、それだけ効果も大きくなります。
 ただし1つだけ注意すべきは、疲れていないと「感じているだけ」であり、実際の体はしっかり疲れています。だからこそ回復系のクエン酸&グルタミンを欠かさないようにする必要があります。

いやぁ〜、ものすごく参考になりました。

posted by すた at 16:26 | Comment(2) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
〜〜〜〜〜〜 Posted by スターチャンネル at 2012年01月23日 00:08 〜〜〜〜〜〜
サプリメントは薬品でないが故に、効能などの表示が一切禁止されているわけで、店頭で見てもちっとも分かりませんでした。

でもだいぶ理解が進みました。

ようするに、動く前に炭水化物を!
動いている最中も、使った分だけの炭水化物を!
ついでにアミノ酸も!

乳酸が溜まってきたら、クエン酸で散らし
休む時にはグルタミン。

ま、こんな感じかと。


〜〜〜〜〜〜 Posted by ちか太郎 at 2012年01月22日 17:06 〜〜〜〜〜〜
読んでいるだけでも少し理解?
勉強になります・・・・・


コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック