2011年08月20日

パンクについて考える

クロスバイクやロードバイクのタイヤは、とっても細いですよね。
初めて見たときには、それはそれは驚いたものです。

こんなに細くて大丈夫か。



ところで私は、何に対して大丈夫かどうか心配したのでしょうか?

体重を支え切れるのか。
 100Kgくらいまでは大丈夫らしいです。

まっすぐ進まず、ふらふらしないのか。
 ジャイロ効果で、基本的にまっすぐ進みます。

曲がるときに滑りやすいのではないか。
 大丈夫。そう簡単に滑るものではありません。

パンクしやすいのではないか。
 あとで詳しく書きますが、ほぼ無関係。

あとは何だろう? ちょっと思い出せないというか、思いつかないというか。何かあったかな?


さてタイヤの太さとパンクの関係についてですが、基本的には無関係。パンクするときは、どんなタイヤでもパンクするし、きちんと空気圧を管理していれば、ほとんどパンクしない。

MTBのゴツゴツしたタイヤ。尖った石などがごろごろしているデコボコ道を走ったりする目的の自転車ですからパンクには強いはずです。それでも普通のアスファルトの上で金属片などを踏んでしまえば、やはりパンクしてしまいます。

それよりも空気圧が低い事によるパンクのほうが、圧倒的に多い。定期的に(できれば乗るたびに)必要な圧力まで入れておけば、まず大丈夫。・・・とは自転車屋さんに聞いた話。


他にパンクしやすい要素は、タイヤの種類と個体差。
一般的にパンクしにくいとされているタイヤであっても、保存状態が悪くてヒビ割れなどが多ければパンクしやすくなるし、耐パンク性能・転がり抵抗・乗り心地のどこを重視して作ったタイヤであるのかという違いによりパンクしやすいかどうかは変わってくる。製造上のバラツキもあると思う。

そんなわけで、細いタイヤだからといってパンクしやすいということはないし、細いほどに乗り心地が悪くなるとも限らない。どうやって選べば?一般論ですけれど、価格の高いものは良い。安いものはどこかしら犠牲にしている部分はあると感じています。

国内での標準的な価格がタイヤ1本につき7千円程度のものは(時として5千円くらいの特価のときもある)、とても走りやすい。そして面白い事に、たった500円とか千円の違いで、ありゃま、違うのねとはっきり感じることが多かったです。
読み間違えている方がいらっしゃるといけないので、もう1回書いておきます。タイヤ1本の価格です。自転車は前後で2本必要です。

いまのところ気に入っているのは、こんな感じです。
点数は絶対評価ではなく、ミシュランを10点とした場合の相対評価です。
つまり私の好き嫌いの話です。

ミシュラン PRO3 RACE 10点
ブリジストン エクステンザ RR2 9.4点
スペシャライズド TURBO PRO 8.8点
シュワルベ Durano 8.5点

銘柄忘れましたが、クロスバイクの完成車に付属していたタイヤ。OEM製品みたいで単体売りはしていないみたいですが。 評価 6点


買っただけでまだ試していないのがオープンコルサ。何点くらいになるのかな。

◆◆◆
余談ですが、車のタイヤは4本ありますよね。けっこう太いタイヤもあります。それでも地面と接している部分の面積は葉書1枚くらいしかありません。

では自転車の設置面積は?
前後合わせても、親指くらいの面積にしかなりません。

もちろん車と自転車とでは、総重量があまりにも異なります。だからこれを比較したところで大きな意味があるわけではありませんが、マメ知識として。

さて自転車のタイヤだけに限定していえば、細くすることによって転がり抵抗が減り速度を出しやすくなるし、太くすることによって(転がり抵抗をそこそこ維持しつつ)乗り心地が良くなるのは事実です。ただしここでいう細いは20cや23cであり、太いは25cです。それ以上太いものは、ちょっと別の話になってしまいます。

posted by すた at 21:42 | Comment(7) | TrackBack(0) | 自転車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
〜〜〜〜〜〜 Posted by スターチャンネル at 2011年08月22日 21:57 〜〜〜〜〜〜
さふらこさんが現在お使いのタイヤは1.75ではなく、1.5でしたか。それを1.25に変更すると、ロード系でいう32c相当になるわけですね〜。

私はその太さのタイヤを実際に使ったことはないのですが、今までの物と比べて5mmくらい細くなるので、かなり印象が変わるのではと思います。

試されましたらレポート楽しみにしています。


〜〜〜〜〜〜 Posted by さふらこ at 2011年08月22日 20:35 〜〜〜〜〜〜
スタ様
ものすごく参考になりました。ありがとうございました。
何だか、自転車学校(競輪学校?)とかあったら
その予備校の名物講師になれそうですね。
(なぜ予備校?w)

サイコンに外周長、設定していますが、実地検分して計ったつもりなのに、ちょっと違ってるかも。(^_^;)
まぁだいたいでいいかなーといい加減な性格が出ています。

今のタイヤは1.5で、自転車屋さんは-0.25位ならホイールも問題ないと言ってたので大丈夫かと思います。
なんだか色々やってみると楽しそうなので
モノは試しで交換してみようかと思ってます。

〜〜〜〜〜〜 Posted by Toshi1390 at 2011年08月22日 16:31 〜〜〜〜〜〜
適正な空気圧をキープしていればチューブラーもW/Oもそうそうパンクするものではありません。私は日帰りで走るときは換えは1本だけです。パンクしたらタイヤごと交換するだけ。或いは今は瞬間パンク修理剤も販売されていますので、これを使うとタイヤを交換せずに薬品をチューブに注入するだけで補修が出来ます。
私もW/Oのパンク修理はも出来ますが、寒い時期など手がかじかんでタイヤがなかなか外せない、修理したのはよいが、チューブがタイヤの中に収まってくれずと苦労した思い出ばかり残っています。ただパンクを心配しながら走るのっていやですよね。思いっきり走れなくなりますから。

〜〜〜〜〜〜 Posted by スターチャンネル at 2011年08月22日 16:09 〜〜〜〜〜〜
Toshi1930さん、コメントありがとうございます。

チューブラーを使ってみたい、というか、カーボンリムのホイールを使ってみたいけれど、それだとチューブラータイヤしか使えないという制約があって、一歩踏み出せません。

結局どんなタイヤであってもパンクするときはすると思っているので、パンクすること自体が嫌ではないのです。それよりもパンクしたとき、自分でささっと交換して、無事に帰って来たいという希望が大きいのですが、チューブラーだと予備を2つ持ち歩くのが厳しく、そこで先に進めません。

いまは予備チューブを2本持ち歩いていて、それでもパンクしたら、パッチで修理するというような準備をしているのですが、チューブラーだと1回しかパンクが許されない。それが私にとってはプレッシャーというかストレスになりそうなんです。

楽しくサイクリングを楽しめず、地面に何か落ちていないかとか、そればかり気にしてしまいそうです。


〜〜〜〜〜〜 Posted by Toshi1390 at 2011年08月22日 15:35 〜〜〜〜〜〜
ご無沙汰しております。私は今や少数派になってしまったチューブラーの経験しかないのですが、チューブラーも高価なものほど乗り心地はよいです。安いものとどこが違うかというと、タイヤのサイドがしなやかに出来ていてグリップがよく効きます。すなわちカーブに高速で突っ込んでいく時、減速を余りせず自転車を思い切り倒して曲がることが出来るんです。安いチューブラーだと怖くてこうはいきません。
私のタイヤはパナ(ソニック)のい物で1本2950円です。パンクはやはりしますが頻繁にはありません。原因の殆どはガラス片と金属片です。

〜〜〜〜〜〜 Posted by スターチャンネル at 2011年08月22日 07:34 〜〜〜〜〜〜
タイヤのサイズについてはインチ単位で表記するものとメートル単位で表記するものとに分かれています。

この2つの数値は
(タイヤの直径)×(タイヤの幅)です。

MTBで使われることが多いのがインチ系です。
26inch×1.5inch
単純計算してしまえば660.4mm×38.1mmです。

ロードバイクで一般的なものは、
700o×23mmとなります。
本文中でちょっと太目と書いたのが
700×25というわけです。

しかしロードバイクでも、直径700mmの物ではなく直径650mmのタイヤを採用した車種もあります。どういう時に使われるかというと、身長の低い人が乗るのに適したサイズ自転車の場合、全体的に小さくなります。700mmのものを取り付けるのが無理なこともあります。

ところでタイヤの直径が同じならタイヤの外周の長さも同じかというと、そうではありません。
太さによって外径が微妙に変化し、それによって外周の長さが変化します。

計算上は
700×23cならば、外周長は2096mm
700×25cならば、外周長は2105mm
650×23cは、1944mm

そして
26×1.5の場合には、外周長は2010mmです。
26×1.75なら2023mmですね。

外周長は、タイヤが1回転したときに自転車が進む距離です。もっとも、あくまでも計算上の数値なので、本当は自転車に乗った状態で、本当に1回転させて、どれだけの距離を進むのか計測したほうが正確です。でも趣味で乗るなら、サイコンには計算上の数値を設定している人がほとんどかなと思っています。
(さふらこさん、サイコンに外周長を設定してありますか?)

でもタイヤだけを考えていても、実はダメだったりします。ホイールの外径も考える必要があります。

26×1.0の幅(=ロード用の26c相当の太さ)のタイヤで使用するホイールは、650×23cのタイヤで使用するホイールとほぼ同じサイズです。つまり互換性がある。実を言えば650×23cの乗り心地は、めちゃ硬い。
いわゆるレース仕様というものになります。(トライアスロンとかで使われる)

こんなに硬いものは、普段使うには向いていません。そこで26×1.0の登場です。26c相当ですから650×23cに比べたら、とても柔らかな乗り心地です。26×1.25なんてのは通勤とかでも楽しそうです。

(注)さふらこさんの自転車は元々1.75幅でしたよね。それを1.5という細いものに変更するのは可能だと思いますが、1.25にまで細くすることが出来るかどうかは、ホイール次第です。ホイールのリム幅の問題から、そこに装着可能なタイヤの幅というのは決まっているからです。

タイヤの幅が細くなればなるほど、容積は小さくなります。同一の空気圧にした場合、幅の広いものの方が乗り心地は柔らかくなります。しかし細いものほど、すっと速度を上げやすくなったりもします。なかなか難しい世界です。


〜〜〜〜〜〜 Posted by さふらこ at 2011年08月22日 06:10 〜〜〜〜〜〜
スターチャンネルさん

タイヤについてもこんなに話ができるものなんですねー。
とても興味深く読ませていただきました。
私のクロスバイクの場合は、種類も違うみたいなので
26インチの太目の1.5というのがついてます。
25cとかいうのよりもっと太いんだろうなー。
ラクに走りたい一心で、ロードに近づける化を考えて
少し細め(それでも太そうですが)をお試ししてみようかと
考え中です。

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