自転車を電車に乗せるとき、一般的には輪行袋に入れます。
大きな手順としては、
(1)自転車を分解する
(2)輪行の準備する
(3)袋に入れる
(4)電車で移動
(5)袋から出す
(6)自転車を組み立てる
という流れです。
(1)の分解ですが、特別な工具を使うわけでもなく、ネジを緩めるだけ。これで前輪・後輪を、フレームから取り外すことができちゃいます。
前輪は、グルグル10回転くらいさせれば、簡単に取れます。
問題は後輪。ここで手間取る方が多いようですが、リアの変速位置を、なるべく重いほう(小さなギア)にしておくと、取り外しやすくなります。もちろん一番重いトップギアでも良いのですが、なぜか私はいつでも一番重いところから3つくらい軽くした位置にすることが多いです。トップよりも私にはこの辺りのほうが、やりやすいだけという理由しかありません。トップギアで楽な場合はトップで。
そうそう。自転車をひっくり返した状態でホイールを取り外す方も多いのですが、これまた私は苦手です。通常の上下位置のままでリアのネジを緩めて(クイックリリースを開く&ブレーキの幅を広げるだけですけど)ホイールを上から軽く「ぽん」と叩くだけで、そのまますとんと落ちちゃいます。
順番としては前輪のクイックリリースのネジを緩めに緩めておいて、すぐ後輪のクイックを開く。
フレーム前方を持ち上げれば、前輪は勝手に取れる。
前輪をどこか横に置いてから、後輪を「ぽん」です(笑)
フレーム持ち上げたままで、後輪をすこーしだけ斜めにすれば、チェーンとスプロケが外れるので、くぃくぃっと動かして、後輪も取っちゃいます。
取り外した後輪も、どこか横に置いて、ここまでやったら自転車をひっくり返しています。
あくまでも私のやり方です。
もっとやりやすい方法があれば、ぜひそちらの方法で〜。
(2)の輪行の準備ですが、現時点の状態だとリアディレイラーが壊れるので、エンド金具を取り付けます。しか〜し、以前のSSタイプだと大きな問題にはならなかったのですが、GSタイプにしたら、後方にやたらと飛び出しちゃうんです。何とかしないと、輪行袋に入りません。


そこで、こんなゴム紐の登場です。

チェーンに引っ掛けて、ぐぃぐぃ引っ張りまして

ブレーキの舟のところに、引っ掛けます。

すると、後方に飛び出していたディレイラが、かなり立ちました。これなら輪行袋に入ります。
でも、ディレイラが外側に出っ張っていますよね?

ひっくり返していない状態の自転車の向きですと、こんな感じ。
トップギア位置だとディレイラは外側へ。

ローギア位置だとディレイラは内側へ。

というわけで、リアをロー側(一番大きなギア側・一番軽いギア側)にします。ホイールを取り外してある状態なら、ペダル・クランクを回すことなく、自由に変速操作させることが可能です。
これで、かなり内側に寄ってくれました。持ち運んでいるときに、どこかにぶつけるかも知れないので、外側にあるよりも、内側にあるほうが良いかなって思うんです。


ここまでくれば、あとは袋に入れるだけ〜♪
そして目的地で自転車を組み立てるのですが、私は自転車がひっくり返った状態のままで、まず前輪を取り付けちゃいます。けっこう適当です。取れなければ良いくらいの感じ。あとで、きちんとやり直します。
次に後輪ですが、まずは自転車を通常の向き(上下関係)にします。みなさん、ひっくり返した状態のままで上手に取り付けられているのですが、どうも私はこれが難しくって、できません。
リアディレイラがロー位置のままだと難しいです。
先ほども書いたように自由に変速操作が可能ですから、一番重いほうに移動させてから、後輪をはめ込みます。ただここでも、私は3つか4つ軽くした位置なんですけどね(笑)
方法としては、ひとまず一番重いところにする。私の場合は、この時点でそこから回数を数えながら、少し軽くする。
でもって後輪を取り付けるときに、チェーンとスプロケが、さっきの個数に合う位置に合わせてからリアディレイラをほんの少しだけ指で後ろに引っ張る。後ろというのは、自転車の進行方向に対しての後ろです。
そのままフレームを上からぐっと下に押せば、勝手に入ってくれます。
この辺りまで来たら
前輪のクイックの締め直し。前輪のブレーキを閉める。
後輪のクイックの確認。後輪のブレーキを閉める。
これで、おしまい〜。
にしたいんだけど、もうひとつ大切なことが。
速度センサーとか、スポークにつけた磁石とか、ケイデンスセンサーとかが、曲がっているかも?ゆっくりクランクやらホイールを回して、大丈夫か確認を!!
これを怠って、速度センサーが「バキッ」となってしまった人、います。
だいたい、こんな感じでやっています。
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